オリジナルデザインを施した特別塗装機の就航が決定
~航空ファンの方々からの反響をきっかけに実現~
Peach Aviation株式会社(以下:Peach、代表取締役CEO:森健明)は、就航から9周年を迎える3月1日(月)より、鮮やかでパワフルな黄色が印象的な特別塗装機の運航を開始するそうです。
以下、プレスリリースより転載
この特別塗装機は、2019年にPeachと統合したバニラエア*2のデザインを施したものです。バニラエアでの運航終了後、海外での機材改修を経て、2020年12月に各種整備やPeachデザインへの塗装のため関西空港に戻ってきました。その姿を見た航空ファンの方々から、SNS上で「バニラエアの黄色いデザインのまま運航して欲しい」という多くの反響をいただいたことをきっかけに、今回のデザインが誕生しました。
バニラエアを知る方には懐かしさを、知らない方にはPeachの新しい一面を感じていただける唯一の機体で、バニラエアがマーケットを開拓し、現在Peachとして成田と関西から運航している奄美(鹿児島県)への想いを込め「Fly Peach to AMAMI」と書かれたデカールを貼付しました。デカールには、短い耳と黒い体が特徴のアマミノクロウサギ、国の天然記念物に指定されている瑠璃色の鳥ルリカケスや伝統工芸品の織物大島紬の柄など、奄美群島にゆかりのあるものが隠れており、空の旅をより一層お楽しみいただけるデザインとなっています。
2019年にバニラエアと統合したPeachにとって、2020年はアジアのリーディングLCCとして、多くのお客様に気軽な空の旅をお楽しみいただき、新たなLCCの歴史の幕開けとなる年でした。移動のあり方が大きく変わった中でも、鮮やかでパワフルな黄色い機体が再び空を飛ぶことで、各就航地の皆さまを元気づけ、応援したいという想いから、この特別塗装機の運航を決定しました。
3月下旬には、特別塗装機の就航実現までのストーリーを含む、奄美群島の特設ウェブページの開設を予定しているほか、特別塗装機のグッズ販売などを予定しています。
なお、現在Peach が保有している機材のうち、バニラエアとして運航していた機材は、この1 機を残して内外装はPeach 仕様に改修されています*3。
Peach は、「空から、新しいかけ橋を。」をテーマに、地域と地域を結んでいきます。そして、感染対策を徹底し、低運賃による気軽な旅を提供し続け、公共交通機関としての役割を果たしてまいります。
*1 新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、一部路線で運休、減便を実施しています。
*2 バニラエアは、2013 年12 月に成田空港を拠点に運航を開始し2019 年10 月に運航を終了したLCC で、関西を拠点に運航するPeach と、アジアのリーディングLCC を目指して統合しました。
*3 特別塗装機の機内は、Peach 仕様に改修されています。
・Peach 特別塗装機について
機種:エアバスA320 (定員180 名、機材番号JA08VA)
就航日:2021 年3 月中
就航路線:全路線*1
就航当日の運航スケジュール:未定
(運航スケジュールについては、変更となる場合があるため公表していません)
・「Fly Peach to AMAMI」の文字にあしらわれたデザイン
- 短い耳と黒い体が特徴のアマミノクロウサギ
- 神秘の蝶リュウキュウアサギマダラ
- 伝統工芸品の織物大島紬柄
- 国の天然記念物瑠璃色の鳥ルリカケス
- 南国らしい椰子の木やハイビスカス
- 奄美群島の一部では絶滅のおそれのあるアオカナヘビ
・Peach の感染対策について
https://www.flypeach.com/information/jp/infection_control/
・新型コロナウイルス抗原検査サポートオプション特設ページ
https://www.flypeach.com/mp/others/antigentest_support
・新型コロナウイルス郵送検査サポートオプション特設ページ
https://www.flypeach.com/mp/others/mailing_inspection
Peach について
Peach は、2012 年3 月に関西空港を拠点として運航を開始しました。新千歳、仙台、成田、関西、福岡、那覇、そして中部国際空港の7 か所を拠点空港として、36 機の機材で国内線32 路線、国際線17 路線を運航しています。
※まち色編集局注
3月1日の奄美便は、現時点では欠航となっています。